子どもの健康を保つために知っておきたいこと
お子様の健康を保つために、どんなことに気を付ければよいのでしょうか。
今回はいくつか知っておきたいことをご紹介します。
もくじ
外遊びの必需品
帽子
子ども達に帽子をかぶる習慣をつけることがとても大事です。
帽子をかぶった場合とかぶらない場合では、頭の温度が10℃近く違います。
水筒
子どもは汗をかきやすいため、大人より水分を必要とします。
こまめに水分補給をとることは熱中症対策にもなります。喉が渇いたときに
すぐに水分補給ができるように水筒を準備しておきましょう。
着替え・タオル
子どもは汗をたくさんかきます。汗のもととなる汗腺の数は子どもと大人で
変わらないため、小さな子どもの方が感染の密度が高くなるからです。
こまめに汗を拭く習慣をつけて、汗でぬれた衣服はすぐに交換できるよう
着替えを用意して外出しましょう。
紫外線に注意
紫外線のケアは、子どもの頃から必要です。紫外線を多くあび過ぎると
皮膚の老化を早めたり、将来皮膚ががんを起こしやすくなったり
目の病気を起こしやすくなることも。帽子や日焼け止めで紫外線予防をしましょう。
手洗いうがいをしましょう。
じめじめしたこの季節。子どもの感染症も心配ですよね。
感染対策として、手洗いうがいの習慣をつけることはとても大事なことです。
手洗いはせっけんをつけて30秒以上洗います。
うがいはまず口に水を含んでブクブクして吐き出してから
次に喉をガラガラして吐き出す。この2段階で行うのがポイントです。
歯の健康について
歯と口の健康習慣
6月4日から10日までは、歯と口の健康習慣です。
歯と口の健康に対する知識を得ること、歯科疾患の予防のための習慣を
身につけること、歯科疾患の早期発見・早期予防を行うことなどを
目的としています。
虫歯を予防するために
朝晩の2回、歯の仕上げ磨きをお願いします。
「自分で磨く」→「磨いてもらう」を繰り返すことで
子ども達はどのように磨けば汚れが落ちるかを覚えていきます。
また、よく噛んでたべることで、唾液の分泌が増えます。
唾液が増えると食べ物を消化吸収しやすくなるだけでなく
口の中を清潔にして、虫歯を予防する効果もあります。
夏に流行する子どもの感染症
手足口病
口の中や手足などに水疱性の発疹が出ます。かかりやすいのは乳幼児。
有効なワクチンはなく、飛沫感染や接触感染をするので、感染しやすい病気です。
ほとんどの場合、高熱が出ることはなく数日で治りますが、
まれに重い合併症を起こすこともあるので注意が必要です。
ヘルパンギーナ
乳幼児が多く羅患する感染症です。39~40℃の高熱が突然出て
上顎や喉の奥に水泡ができます。喉の痛みが強いため水分補給が難しい場合もあります。
多くの場合は2~4日で回復します。