園のブログ

もうすぐ夏休み!!子どもをやる気にさせるには

もうすぐ夏休み。子どもが自分からお手伝い・学習を自発的にするにはどうすればいいのか。

子どもをやる気にさせるには秘訣があります。今回は子どもをやる気にさせるための秘訣についてお話したいと思います。

やる気になる源とは・・・

大人も子どももやる気になるには、外的欲求と内的欲求の二つがあります。

外的欲求(外発的動機付け)

外的欲求とは親・先生・友達といった他者から認められること・褒められることなど他者からの声がけで意欲が高くなるものです。いわば受身的な活動動機であり、「自分ではない誰」かから与えられるものです。特に低年齢であればあるほど、外的欲求で子どもはやる気になります。

 

内的欲求(内発的動機付け)

内的欲求的とは、自分から頑張ろうという意識をもとに、目的・するべきことを自分で自発的に行動できる力です。充実感、達成感、自己成長感からわきでてくるものなので、年齢が低いうちは内的欲求からやる気になるということは、あまりありません。

 

ですので、子どもの年齢に応じて子どものやる気をくすぐる部分が変わります。

外的欲求に関しては、周囲から子どもへの声がけ、接し方が多くの要素を占めていて、親がコントロールしやすく効果が出やすいので、以降の紹介は次回以降にさせていただきます。

 

成功体験を積み重ねる。

普段の保育の場面や子どもたちの活動をみていて感じることは、自分に自信を持っている、不安がないといった子どもたちは、好奇心が旺盛であり、多方面での活躍が多いように見受けられます。では、どうすれば自己肯定力が弱い子どもに自身を持たせればよいのでしょうか。それは成功体験を積み重ねることです。成功体験とは何も難しいことではありません。大きな目標を決めるのではなく、毎日決められたことをするなどといった「小さな成功」を積み重ねることで達成感が得やすくなり、何事に関してもやる気を持って取り組むことができるようになります。

 

自分で考え選択をさせる

例えば、「お手伝いでもいくつか提案をし、その中から子どもがすることを選ぶ」「絵本でもどの本から読むかを選ぶ」といったことを選択させるだけでも、自分で考え自由に選択をさせることが、やる気を向上させます。

 

認めてほめてはげます

はじめにも書きましたが、やる気にさせるのは外的欲求(外発的動機付け)です。そこからはじめたことが定着をし、内的欲求(内発的動機付け)の割合が大きくなることもあります。特に用事などはこの要素が多分にあります。「褒められたことを、喜んでする」「失敗したことでも取り組んだことを認められる」といった経験をしていると、ほめられることがうれしい、頑張ることが楽しいといった興味・関心に変わります。

 

得意なことを主体的に

人間誰しも苦手なことをするより、得意なことをしているほうが楽しいものです。それは子どもも同じです。得意なこと・好きなことを手伝う、学ぶこどがやる気にさせるのに大切です。

 

以上の点を踏まえて、子どもとの日々のかかわりを少し変化するだけで、子どもたちはいかようにも変わるものです。ぜひ子どもをやる気にさせるために、認めてほめてはげまし、

内的欲求(内発的動機付け)からもとに行動できる子どもにしませんか。